2014年10月19日日曜日

CANNってなんだ?

なんか、Cryptsyのマーケットをぼけーっと見てたら、
見慣れないコインの取引が急増してて。







CANN(CannabisCoin)
・・・聞いたこともない。

と言うわけで、知らないことはぐぐって見よう。
すると、昨日のニュースがヒットした。

CannabisCoin Officially Redeemable for 1 Gram Starting October 20 – Interview with Founder


これが起爆材か?

と言うわけで、Weblio片手に単語の意味を調べてみる。
Cannabis:カンナビス 《大麻の乾燥した雌蘂(しずい)で,麻薬の原料
redeemable:換金できる,商品に換えられる.

ちょっと見えてきたぞ。
記事のタイトルを大雑把に訳すと、

『カンナビスコイン、10/20から公式に1グラムと交換可能に』

ってとこでしょうか。
これだけ聞くと、アングラのにおいがプンプンしますが、
記事を読み進めていくと、どうやらそういうわけでもないらしく。


以下記事内引用
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D9: The Yes We CANN movement is about medical marijuana dispensaries and shop owners that participate in providing safe, affordable, quality medicine (cannabis) at a significantly reduced rate utilizing CannabisCoin. This movement is a way for dispensaries and shop owners to show their appreciation to their customers and providing a simple reward.
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ともげ的、超適当訳
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D9(CANNの開発チームのこと)「
Yes We CANN 運動は医療マリファナと薬局についての運動だよ。
薬局は、安全に、手ごろに、しかも、良質な薬(カンナビス)を、CannabisCoinを利用した著しい割引料金で提供することに参加するんだ。この活動は診療所や薬局が客に評価を見せたり、あるいは単に報酬を提供するための一つの方法だよ。
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うーん、どうも、医療マリファナを安く流通させようと言う「‘Yes We CANN’運動」なるものがあるらしく、それを実現するべく作られたコインってことなんですかね。

ちなみに、日本におけるその辺の事情ってどうなってるのかなぁ、と調べてみたら、
(以下Wikipediaの医療大麻より引用)
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日本においては、大麻草は大麻取締法の規制により、大麻に含有されるカンナビノイド類の化学成分(THC、CBDなど)は麻薬及び向精神薬取締法[9]の規制により、医療目的であっても使用、輸入ならびに所持は禁止されている
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とのことで、まぁ、今現在日本にいる限りは、あんまり関係ないコインみたいですな。


まぁでも、ビットコインが流行ったときに、
「ビットコインで麻薬が買える、だからビットコインは悪だ」
みたいな、ちょっとおかしな論理が流布してたと記憶しているのですが、
このニュースも記事の書き方によっては、「麻薬を買うための派生コインができた」みたいな書き方もできなくはないわけで、日本においてはCannabisCoinが表舞台に出てくることによって暗号通貨そのもののイメージダウンがまた起こるかも知れないなぁってことを個人的には心配してたりするのです。

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